性別:女性
目の疲れ悩みはじめた年齢:23歳
目の疲れ悩んでいた期間:9年間
購入した商品:目薬と市販の鎮痛薬
目次
疲れ目の不安が”就職への不安”に
学生時代、卒業論文を作成するのにパソコンを使用していました。パソコン作業は不慣れで、よく手間取ったものです。
文章を読んでいても読みにくいところが増えてきて、瞬きを多くしても全然改善しなかったときに疲れ目だと実感ました。それと同時に肩凝りが酷くなりました。
学生時代に疲れ目に気づいたので、今後の生活が不安になりました。卒業論文も、集中して作成するのに不便でした。卒業後に向けて、
「何か文章作成の必要性が出て、負荷がかかり過ぎて仕事に支障が出たらどうしよう?」
と、ちょうど将来への不安を抱えた時期だったので、本気で悩んでいました。
病院にも行って、遺伝的にも疲れやすい弱い目であると診断されたので、もし疲れ目が原因で視力低下したら困るという漠然とした不安が、就職への不安と混ざってしまったのかもしれません。
目が疲れる使い方・疲れない使い方とは?
疲れ目になって、自分の目が疲れやすいことと、疲れやすい目の使い方をしていたことを知りました。
疲れやすい目の使い方とは、カリカリ一点集中している使い方です。疲れない使い方は、ずっと画面を見ているのではなく、チラチラ他のところも見ることだと受診した眼科で言われました。
疲れない使い方はなかなかできなかったので、気がついたらケアするようにしました。今までの癖を直す行為なので、なかなかできませんでした。
一点集中タイプの方は、眼球をあまり動かしません。それで目が運動不足になってしまいます。癖を直すことは痛みが伴うので、負担が大きいのです。ケアはツボを押したり、温めたりするだけでも頭痛や吐き気がする前に症状を落ち着かせることができました。
だから、「こうすれば大丈夫」という方法は知っていた方がよいと思いました。
頭痛、吐き気、肩こり・・・歯並びのズレまで疲れ目が原因で発生
疲れ目の影響なのか、頭痛と吐き気と肩凝りが同時に起こったときは辛かったです。頭痛で頭が重くて目を開けることも辛いです。体も動かす気力がなくて、吐くために動きたいのに動けなくなりました。
どうにも困って薬を飲むことにしました。鎮痛薬を飲んで気を失うように寝たら頭痛は楽になっていました。しかし、肩凝りも背中にお米を背負っているような重みがなくならずに苦しかったです。
これは鎮痛薬では楽にならなかったので、慢性化してしまったのだと思いました。
辛いのは痛みだけではなく、嘔吐による歯並びのずれが出てきたことも辛かったです。歯並びはそのときだけではなくずっとずれたままになるので、長期的に苦しむことになりました。
目を休めるだけでは解決にならない
疲れ目の原因は生活習慣だと思います。この他に遺伝的に目が疲れやすい、と診断されたこともあります。
しかし目が疲れやすい環境でずっと生活してきたので、両方の要素が絡んでいると思います。
「目に悪いから」と目を休めることが多い人は、目が運動不足になっています。休めることは必要ですが、そればかりだと目が弱っていきます。疲れやすいことを自覚してからは、疲れに気づいた時点で対策を取るようにしています。と言ってもたまに面倒くさがってやらないことで、痛い目に遭うこともあります。
私には一点集中する癖があるのですが、長時間目を使うときにはそれが災いします。そして、疲れてきて集中できなくなると、イライラして対策が疎かになってしまうのです。
大人になってから、目の使い方で悩むとは思いませんでした。集中することは良いことのはずなのに、それが目には良くないということが受け入れられずにいました。
眼精疲労は蓄積される
目が疲れやすくなったことで、集中力と作業効率が低下しました。その結果、注意力が散漫になり、イライラしがちになりました。
集中しないといけない時に、できないと危険なことも出てきます。だから疲れ目から解放されたいです。
私の疲れ目は、良くなったり悪くなったりを繰り返しています。良くなるのは、全身の力を抜いて作業しているときです。イライラもせず、集中もしていないときは、ものすごく負担が少ないことを実感します。
しかしそれは長く続かず、疲れ目でイライラしているときの方が多いです。見えにくいのを意識するより先に頭痛がするので、一気にしんどくなるからだと思います。
リラックスすることがなかなかできないので、どうしても疲労が溜まっていくのだと思います。その疲労が目の症状として現れるから、なかなか疲れ目から解放されないのかと考えています。
”目の運動不足”を解消して疲れ目を撃退しよう!
疲れ目は放置すると慢性的な疲れを引き起こします。疲れ目の影響は目だけではなく、慢性的な肩凝りや頭痛などさまざまです。疲れが溜まる前に自分の体をケアしていくことで、少しでも軽減できると思います。
ツボ押しや目を閉じてぐるぐる眼球運動をしたりするのも「気づいたらやる」くらいの頻度で行うと、目の運動不足を解消していくことができると思います。